アメリカの中学校、カフェテリアのランチ
カフェテリアでランチ。おしゃれな響き。
食堂でお昼ごはん。昭和な響き。ん。今はそうでもないかな。これもいい響き。
アメリカの学校に通う子供たちがお昼にどんなものを食べているのか気になって、学校のホームページを見てみると、ちゃんとメニュー表がある。ここらの学校のランチは、フードサービス会社が運営していてリーズナブルで、厳選された材料を使ってるらしい。
その昔、ピザはトマトソースを使っているがために野菜カウントだった、というのは有名な話だが、さすがに今はちがう(と思う)。カフェテリアには、栄養バランスを考えて食べようね、みたいな栄養バランスのチャートが張ってあったりもする。
ふむふむ、ちゃんと健康を気にかけてるんだね、と感心したものの。。。
小学校では、ランチは選べないらしい。ランチの列に並ぶと、順番に給仕してくれて、自動的にいろいろなものがトレイに乗せられる。メニューはその日によって、バーガーやピザなどがメインでサイドメニューと果物、牛乳がつく。
全部食べなきゃ席を立てない、なんてこたぁない。
息子は、時々、リンゴ(小さいの丸ごと一個)を持って帰ってきて、庭にやってくるリスにプレゼントしていた。
中学・高校では、いろいろ種類が選べて、楽しそうだ。バーガー、ピザ、サブ、フライドライスなど。好きな食べ物の列に並ぶ。サブは中に挟む野菜や具が選べるので楽しいらしいのだが、めんどくさいうえに、時間がかかるので、息子はもっぱら簡単なピザを食べているようだ。
ある日の中学校のランチを写真に撮ってもらった。
でろーんとピザ一切れがお皿に乗せられてるだけ。横のカップはゼリーかな。
栄養バランスはどうした!?
メニュー表によるとバラエティもあるし、一見ヘルシー。用事があって学校にいくと、カフェテリアの冷蔵庫にヨーグルトや、パックに入ったサラダも見かけるのだが、息子からサラダを食べたとは一度も聞いたことがない。おまけに「足りなかったからチップスとジュースを買った」ときたもんだ。ジュースは普通に炭酸のジュースだ。
結局ファーストフード並みじゃないか。
授業で、栄養についてとか、清涼飲料水に入っている砂糖の量はこのくらい、なんて勉強してるのに、結局カフェテリアのメニューはジャンクなまま。
しかしまあ、我が子らは「毎日ピザでいい」らしい。
以上、息子たちから聞いただけなので、「らしい」「とのこと」ばっかりで信ぴょう性に欠けるけど、アメリカのとある学校のランチ事情。以上。