GO WEST

4年の海外生活を経て夏に帰国。毎日のこと、気ままな雑記 

時差ぼけは面白い

 人間の体にはリズムがあるんだな、と感じる。

アメリカと日本は14時間の時差があるので、いわば昼と夜が逆な感じだ。

帰国直後は、ふと、自然に目が覚めると朝の2時3時。4時も過ぎれば動きたくてむずむずする。二度寝、三度寝なんてもう無理ってなる。

せっかく早起きしたのだからと、早朝からなんだかんだと動いていると、ずいぶん活動的で、仕事がはかどるように感じるけど、お昼を回ると、急にスピードダウンする。で、午後の3時4時になると猛烈な睡魔に襲われ、ここをどうにかこらえても、7時8時には吸い込まれるように寝てしまう。

 

これが日々少しずつ日本時間に調整されてく様子も面白い。

 

日本からアメリカに行くのと、アメリカから日本に行くのとでは、前者の方が時差ぼけが強いらしい。なるほど、確かに、時差ぼけが治る日数はアメリカに行った時の方が長かったような気もする。なおかつ、家のあちこちで作業途中で寝落ちする(階段で寝てたこともあった)頻度も高かった気がする。地球の自転に逆行するとか順行するとか、そんな違いがあるのだろうか。いやでも20歳のころ旅行でアメリカに行ったときはそんなに時差ぼけが気にならなかったけどな。若さなのか?

いや、10代の息子たちも時差ぼけしてるから、若さの問題でもなさそうだ。

 

世の中には時差ぼけしない体質の人もいるらしいし、時差ぼけにならない(なりにくい)方法というのもあるらしい。

時差ぼけにならないように、飛行機に乗ったらひたすら寝るのだ!と教えてもらったけど、私はついつい、映画を見続けてしまうのね。だってぇ、見たいやつがあったら見ちゃうじゃん。また、飛行機に乗ったら時計を行先の時間に合わせて、その時間に沿って過ごすのだ、とも聞いたけど。それやったら、そのうち午前だか午後だかわかんなくなっちゃって(私の時計はアナログ式)、結局大混乱だった。

機内で映画も見たいし、飲み物や食事が配られればそれも絶対食べてみたいし、私の飛行機の時間はなんだか中間の時間で、それはそれで、独立してる。

よって、まんまと時差ぼけするのかもしれないな。