GO WEST

4年の海外生活を経て夏に帰国。毎日のこと、気ままな雑記 

引越し作業中

渡米当時からの予定で、我が家は今年の夏に帰国するのである。

引越しの準備を始めようか、というところでのコロナ騒ぎ。

これには参った。

 

もともと3、4月は引越しシーズン。日本の学校や仕事などの区切りの季節。

コロナによる危機感が高まってきてから緊急帰国する人、予定通り帰国に踏み切る人、様子見で延期する人、さまざまである。帰国は自主的、会社都合だったりとそれぞれの事情があるわけだけど、どの国どの地域が安全というよりかは、とにかく「移動する」ということは大いに不安を伴う。

5~7月はアメリカの学校年度が終わってからの、夏休みに入るタイミングでのもう一つの引越しシーズンである。我が家はこちら。この夏に高校を卒業した息子は、この先アメリカにはいられない。我が家のビザも期限が近い。ビザの延長はオットの会社の業績を考えるとないだろう。

様子見で引越しの準備を延期にしていた人も、長引くコロナで先が見えず、かといってずっとアメリカにとどまって収束まで待つこともできず、帰国日を決める人が続々出てきた。ここ数日で何人かの友人が日本に帰っていった。

 

 日本へ帰ることへは、うれしさもある反面、不安もある。もちろん、アメリカ生活への名残惜しさも。子供が日本の学校になじめるか、勉強についていけるか、自分はまた働くことができるのか、日本へ戻ることの不安は挙げたらきりがない。しかし目下、気になっているのがこのコロナ渦中に帰国する私たちへのご近所さんの目。悪いことをしてるわけじゃない、気にするなよ!と思う反面、やっぱり自分の家=長く住む家、なわけで。ご近所さんとはうまく上手に付き合っていきたい。自宅待機中、生活に必要な外出は認められてはいるものの、「あの人外に出てる。。。」と思われるのはなんだかいい気分がしないじゃないか。気晴らしに庭でバドミントンでもしようか、なんていうほど庭も広くない。

でも、14日間、100%家(の敷地)から出ないなんて不可能だ。そんなことしてたら別の病気になっちゃう。

 

とまあそんなわけで、現在、自宅までのルートの確保と、今は空っぽの自宅を最低14日間待機場所として過ごせるだけの場所にするべく準備を進めている。家財搬入の立ち合いや水道の開栓などは、昨年帰国している長男が担当してくれる。食料の調達は近所の友人が立候補してくれた。ネットスーパーもあるしね。環境さえ整っていれば、引きこもり生活はアメリカでやっている今のこの生活と同じ。そう思えば、こなせそう?

ウォーキングとかはいいのかな。

はぁ。なぜ君はやってきた、コロナウイルスよ!

もう何度言ったかしれない。