英検に思ふ 大人編
すごいことに、海外でも英検が受けられる。
もちろん、アメリカでも。
会場はいくつかあって、中西部に住んでる人々は、主にニューヨーク会場に行く。
現地校が夏休みならば旅行も兼ねて、ロサンゼルス会場(あれ?サンフランシスコだったっけ?)で受ける、日本に一時帰国して受ける、というパターンもある。
ま、とにかく、うちはニューヨークへ。車で。
片道9時間。(´Д⊂ヽ
9時間運転していくんだよ。運転手はもちろんだけど、ただ乗ってるだけの方も結構辛いものがある。でもね、ガソリン代と飛行機代とを比べちゃったら…。それに、車の方が圧倒的に移動が楽だし。
さらには9時間といったって、アメリカに住むと行けない距離ではなくなってくるから不思議。
1次試験は土曜日だから、子供らは金曜の学校は欠席または早退。お父さんも休みか早退を取る。ツワモノだと、仕事·学校を終えた後の、金曜の夕方に出発という人も。こうなったら夜討ち朝駆けの強行軍だ。
試験会場の保護者控室では、運転でぐったり疲れ果てたお父さんが仮眠を取る姿がチラホラ。我がオットは、他州に赴任した同僚(もちろん、子供が受験)にばったり会って、お互いに近況を話したり。
9時間かけて行っときながら、結構、会場で近所の知り合いに会うので、私ママたちは待ち時間におしゃべりしたり。
ニューヨークなのに、会場には日本人がいっぱいいて、張り紙なども日本語。遠い場所に来てるはずなのに馴染みの顔がいたりと、英検の控室は実に不思議な世界だ。
英検の級によって時間は異なるから、午前中で試験が終わる人もいる。その後家族でニューヨーク観光したり、寄り道したり、真っ直ぐ帰途についたり、さまざま。
我が家はとっとと帰りたい派なので、観光なんぞしない。一分でも早く家に帰って家でのんびりしたいのだ。
というわけで、家族巻き込んでの大仕事、英検。
ちょくっと行ってくらぁ。