セーラームーンとドラゴンボールは人気?
セーラームーンとドラゴンボールはアメリカにも存在している。
おそらく誰もが見たことはなくても存在は知っているであろうアニメ。
ドラゴンボールは私が小学生の頃、弟が単行本を集めはじめ、私も一緒になって読みふけったものだ。単行本の背表紙にはドラゴン(神龍だね)の一部が描かれてて、巻数が増えるごとに、ドラゴンの姿が出来上がっていく・・・そういう小細工も気に入っていた。
セーラームーンは妹が小学生の頃テレビ放送されてて、ついでに一緒に見た、懐かしのもの。
そののち、ドラゴンボールは、息子の代、孫の代、と思いきや悟空本人が復活し、未来から子孫が訪ねてきたり、ラスボスを倒したと思いきやさらに強い敵が現れ、設定とキャラクターとが覚えきれず、また、初代のワクワクした感じが薄れたのと、あまりのストーリー展開の遅さに見なくなった。
またセーラームーンは、単に最初のシリーズが終わった時点でもういいや、となったので見なかった。私が大人になってから、地元の文化会館などでセーラームーンショウなどが興業に来るテレビCMで、まだ人気があるんだな、と知る程度。
だったのが。
アメリカで、ドラゴンボールは根強く生きている。おもちゃ屋に行くと、グッズが売られている。高校生も大人も、ドラゴンボールのTシャツを着ている人をたまに見かける。テレビでも「ドラゴンボール〇〇(名前分からない)」ってのを放送していて、
すべてのキャラクターが英語でしゃべっている。あたりまえだけど。
セーラームーンのグッズは見たことがないけど、
先日のESL(英語を勉強するとこ)にて、先生がいうには
「僕は子供の頃からセーラームーンとドラゴンボールを見ていたよ。どっちも大好きなアニメなの。なにがいいって?そうね、日本のアニメはストーリーがとても深くて、設定も作り込まれているところが面白いよね。アメリカのアニメってドーン、ババーンだし、キャラクターもへらへら〜ってして薄っぺらいでしょ?」
なのだそうだ。
この先生は見た目ごっつい男性なんだけど、なんだかとても中性的な雰囲気なので、私の印象を交えた日本語に訳してみた。
日本の印象を尋ねると、結構な確率でアニメのタイトルが出てくる。
アニメは日本の文化として立派に海外進出を果たしているんだね、と嬉しく思う。
そして、アメリカではアニメが好きなことを隠す人は少ないような気がする。
みな、堂々とキャラクターがバーンとプリントされたTシャツを着て歩いている。
日本だったらあんまり着ないよね?少なくとも私は着ない。まず、買わないし・・・。