GO WEST

4年の海外生活を経て夏に帰国。毎日のこと、気ままな雑記 

蛍の光 窓の雪 

今年のオハイオは、ハロウィンよりも暖かなクリスマスとなった。ポカポカ陽気で、この私が珍しく洗車なんぞしてしまったほどだ。それだけじゃない。いつもは寒くてサボりがちな大掃除がどんどん進んで非常に良い。きれいな家で新年を迎えられる。


さて、蛍の光。
日本人なら、歌詞は知らなくても一度くらいは耳にしたことがあるであろう、この曲。

卒業式で歌ったねぇ。いつもは寒い講堂だけど、保護者がたくさん来てるから、なんだかもわっと温かくて、いつもと違う匂いがしたっけ。お化粧と香水の匂い、それからスーツの(防虫剤の)匂い。
今時は別の歌を歌う学校もあるのかな?

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補習校の卒業式でも歌う

あ、あと、スーパーの閉店15分前になると、明るいノリの曲から急に変わって、ほ〜た〜るの〜♪ってなんの。はよう買い物済ませやと言われてるような気持ちになったものだ。通り過ぎたエリアから、電気がどんどん消されるし。


そんな、蛍の光。
この曲、アメリカでは新年を祝う曲なのだ!え?知ってた?だったらごめん。
私は初めて聞いた時、えーーってなった。
今でもやや違和感が残るかな。

大晦日の夜、カウントダウンの歌番組があり、オオトリが歌い、盛り上がり最高潮でカウントダウンして、



Happy New Year~
♪ホータールノー  ヒーカーアリー
ってなるわけだ。背後では花火がバンバン上がったりして。

蛍の光が、別れの曲としてすっかり馴染んでる昭和生まれの日本人、アラフィフの私には、これが新年を祝う曲には未だに聞こえない。

ウィキによると、蛍の光の原曲は、オールド ラング サインというスコットランドの曲だそうだ。歌詞の意味は、旧友と再会し、思い出話しながら酒を酌み交わすといった内容らしい。

うーん。原曲の意味に近い使い方をしてるのはアメリカなのかな。アメリカの年越しパーティーは友達が集ってワイワイとやるみたいだから、友と会し、酒を酌み交わす…。


賑やかなのもいいけど、私は雪あかりの中で除夜の鐘を聴くのがいいかな。


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